大根おろしの健康効果と保存法

大根おろしの健康効果

 

大根や大根おろしの健康効果については広く情報が流れているので、その概要については既に多くの人が知っているところかもしれません。

 

大根は部位別に味・効能・栄養素が変わってくるので、必要に応じてすりおろす部位も変えていくことになります。では成分ごとの健康効果を述べていくことにします。

 

まず「アミラーゼ(ジアスターゼ)」ですが、これはでんぷん分解酵素であるアミラーゼということで、これの効能は消化吸収の促進、胃酸過多、二日酔い、胃もたれ、胸やけなどの改善効果となります。つまり大根おろしは、二日酔いの朝などにはお勧めなのです。

 

「ビタミンC」は大根の皮に多く含まれていますが、「ビタミンC」は、免疫力強化で抵抗力を高め、コラーゲンの生成促進で美肌効果もあります。

 

「ビタミンP」は、これも皮に多く含まれています。「ビタミンP」は、毛細血管を強化し、血管系病気(脳卒中など)の予防にも効果があるとされています。

 

また、大根おろしには使いませんが、大根の葉にはビタミンC、カロチン、カルシウムなどが多く含まれている優秀な緑黄色野菜なので、ここも捨てずに是非調理に活用してください。

 

甘みの好きな人、消化不良の人なら、大根の中央をすりおろします。辛みのすきな人で、口内炎や虫歯の多い人、風邪をひきやすい人は、大根の根っこ側をすりおろしてください。葉っぱに近い部分はお味噌汁の具にするのもいいでしょう。「大根おろしに医者いらず」との格言は道理にかなっているわけです。

 


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